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好きな人と結婚相手は別物って本当?

大好きな彼女とゆくゆくは結婚♡そんな甘い未来を描いている方もいることと思います。しかーし!好きという気持ちだけで結婚するのは非常に危険です。”好きな人”というのは自分次第でいつでもすぐにやめれますが、”結婚相手”は違います。両者がいかに別物か、ということを今回はご紹介させて頂きます。

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どこが違う?好きな人と結婚相手

結婚というものをまだ具体的に考えていなかった頃は私も、恋愛の延長に結婚があるものだと思っていました。結局その考えも辛い恋愛を経験した後に変わることになります。大好きな彼でしたが、その人と結婚しても絶対に幸せにはなれなかった、と今は思います。その彼のおかげで私は”恋愛と結婚は違う”ということを明確に理解したわけですが、何かきっかけがないとあまりピンとこない人もいるでしょう。好きな気持ちだけで結婚するのはなぜ危険なのか、早速みていきましょう!

恋愛感情より信頼関係

交際期間中はお互いに、ときめく気持ちや恋愛独特の高揚感を味わうものですよね。それが恋愛の楽しみであり、醍醐味でもあります。どちらかが冷めると破局の道に向かう。それが恋愛の特徴です。しかし、結婚相手に必要なのはその高揚感ではありません。一生同じ相手にときめき、ドキドキできるなら素晴らしいことですが、それはなかなか難しい。毎日顔を合わせ、同じ屋根の下で生活をするとマンネリにもなります。喧嘩したからって「もう別れる!」なんて恋人時代のように簡単には言えません。
そこで一番大事と言っても過言ではないのがまさに”信頼関係”です。ドキドキ感ではなく、安心感がある相手。激しい荒波のような刺激的な愛ではなく、晴れた日の穏やかな海のような愛です。その安心感は信頼関係からくるのです。

長所ではなく、短所

恋愛期間中に一番大事なことはお互い「好き」同士であることに対して、結婚相手に一番大事なことは「その人そのものを愛せるか」ということです。結婚してから「どんな神経してんねん」と思うことがあってはしんどいです。その人格・人柄を違和感なく理解できること、すんなり飲み込めることが大切。例えば、「外見も好みだし、優しいし、料理上手だし、趣味も合う」と思える相手は結婚相手としても良さそうな長所ですし、実際大切なポイントではありますが、もっと大切なのは「短所・欠点までも許せるか、愛せるかどうか」です。
いくら愛し合っていても、生まれも育ちも違う赤の他人です。人は基本的に自分の常識を基準に生きているので、絶対許せないことや妥協できない部分がそれぞれあります。恋愛真っ只中だと欠点にも盲目になり、あばたもえくぼ状態でスルーしがちですが、結婚し、感情が落ち着いた時に我慢できなくなる可能性があります。長く一緒にいると、良いところより悪いところが目立つようにもなりますし、長所だと思っていたところが短所になることもあります。優しいと思っていたところが束縛に感じたり、いつも無邪気なところが馬鹿に思えてきたりすることもあるのです。そうなるとしんどいですよね。結婚相手に大切なのは、相手の長所よりも短所・欠点が自分にとって「どれくらい気にせずにいれるか」ということです。

自分らしくいれるかどうか

大好きな彼女の前ではカッコつけたいし、ついつい背伸びしちゃうと思います。自分の良いところをたくさん見てほしいですよね。でも、それも長く続くと疲れてしまいます。好きな人のために努力をするのは大切ですし、誰にも好かれないような欠点(鼻くそ食べる癖とか)なら努力して直す必要がありますが、自分を偽りすぎるのは良くないですよね。本当の自分はもう少しだらしない人間だとか、本当はインドア派だとか、そういうところは偽っても疲れるだけではなく、いつかバレます。
欠点を許容することと、自分を偽らずに自然体でいれるか、というのは表裏一体の関係です。素の自分を見せ、受け入れてもらう。素の相手を見て、受け入れる。ここが上手くいかないと関係は悪くなるでしょう。「本当の自分を見せたら嫌われるかもしれない」と思うなら、偽った自分を愛してもらっていることになり、本当の自分が愛されてるわけではないですね。カッコ悪いところも好きだと言ってくれるか、ありのままの姿を晒け出せるか。これも結婚相手に外せない大切なポイントです。

やっぱり、好きな人=結婚相手が一番♡

最初に「好きという気持ちだけで結婚するのは危険だ」と言いましたが、結婚するにはもちろん好きという気持ちが必要です。ただ「好き」という気持ちだけ、その勢いで結婚するのは危険だ、ということが言いたいのです。恋人関係は「付き合おう!」「別れよう!」の言葉で始まり終わりますが、結婚はふたりきりでするものではなく、家族も関わってきます。幸せな結婚生活を送るのに大切なのは”心の安定”です。一生添い遂げるという結婚の約束には、お互いの安定を守ることも含まれています。今、好きな人に振り回されて刺激的な日々を送り楽しんでいる人もいると思いますが、一生続くことを想像すれば「結婚相手ではない」という結論に至るのではないでしょうか?好きという気持ちと信頼の比率が、8:2が恋愛だとすると、5:5か4:6くらいが結婚にはちょうどいいのかもしれません。

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