家事をしたのに怒られた…

たまには手伝おうと思って家事をしたのにもかかわらず、それが火種になって怒られることになったという男性は少なくないでしょう。日頃からやっていないことをやるとなれていないのが目に見えてわかってしまうということもあり、パートナーからの怒りを買ってしまうこともしばしば。
家事はそもそも「手伝う」ものではなく、いつもお互いに「協力して」行うものです。一緒に共同生活をしているなら、そうしたことはお互いに心得て生活できていたら一番良いのですが、なかなかお互いに忙しくて思うようにできないというのも現状です。
女性も素直にいろいろ頼めればよいものの、自分がやったほうが早いということもあり、なかなか相手に頼むというのも気が引けてしまうという意見もあるようです。
家事をして怒られる原因①速度が遅い

怒られてしまう1つ目の理由は速度が遅いということです。いつもこなしている仕事はこなすのは早いものです。これは外での仕事でも同じことで、習慣化されたことは直ぐにできてしまいます。
しかし、実際習慣化されてないと、ひとつひとつのことが負担に感じられますし、速度も遅くなります。また、習慣化されることで、女性はルーティンワーク過ぎてつまらなくなってしまったり、ルーティンであることが負担に感じられてしまい、疲れてしまうということもあります。
男性に頼んでみるものの、残念ながら慣れていないと食器を洗うのにも自分の倍以上の時間がかかり、流しをすぐに使いたいのに、使えなかったりとイライラしてしまう原因をさらに作り出してしまうという悪循環が生じることも。
ゆっくりと終わるまで待てたらよいのですが、なかなかそうも行かないのが女性の心理なのかもしれません。早く終わらせて、ゆっくりしたいとおもっている女性にとって、男性に家事を頼むことは時間の無駄だと感じられることもあるようです。
家事をして怒られる原因②適当にやっている

怒られる原因の2つ目は、適当にやっているということです。皿洗いも適当、何もかもが適当。洗えているのかいないのかもはっきりとしない。これでは怒られてしまいます。
自分としては完璧にやっているつもりが、女性からすると、不十分に感じられてしまい自分でやるからいいよと思ってしまうこともあるようです。パートナーがマメだと自分の雑さが際立って、なおさら家事を手伝わせてももらえなくなるということが多いようです。
怒られない家事の仕方①丁寧に取り組む

怒られない家事の仕方の1つ目は丁寧に取り組むということです。できそうでできないのがこの項目です。自分では丁寧にやったつもりが、相手からすると、もっときれいにできるはず、と思われてしまうようです。
自分は心地よく感じられても相手にとっては心地よくないという価値観のズレともいえるようなことが家事ではよくあります。自分はゴミが多少落ちていても気にしなくとも、相手はとても気にしていて、自分が掃除機をかけてもかけなおしているなど、男性と女性との間で価値観のズレが起こりやすいようです。
こうしたことが怒らないようにするために、「丁寧」の基準について予め聞いておくと良いかもしれません。例えば掃除が終わったあとに、これでいいかな?とパートナーに確認することで「もう少しここをやってほしい」などアドバイスを得られれば掃除機を片付ける前にもう一度念入りにかけ直すこともできます。
「やりました」というだけではなく、姿勢でやってます!という一生懸命さを出すということも大事です。なんとなく、ちゃちゃっとやっておしまいという掃除ではパートナーは納得してくれないことも多いので、自分なりに120%きれいにした!と言えれば一番良いでしょう。
怒られない家事の仕方②やってやったぞオーラを出さない

怒られない家事の仕方の2つ目はやってやったぞオーラを出さないということです。やってやったぞ!というオーラを感じてしまうのが嫌だというパートナーは家事を頼まなくなるようです。
家事はやってやるものではなく、やって当たり前であって、いばることではないのです。手伝ってやった、というオーラが出ていると女性はカチンと来てしまうようです。
是非、家事をやったときの事後報告は「お風呂洗ったから、洗わなくていいよ」と伝えることがベストでしょう。「お風呂洗っておいたから」と言われると、「やってやった」という雰囲気がでてしまうので気をつけましょう。
また、事前に「お風呂あらうね」と言って洗えば、特に事後報告のようなこともいらないので「余計なことをしてしまう」おそれも少なくなります。というのも、パートナーがすでに洗ったのにもかかわらず、お風呂を再度洗ってしまうというケースもあるのです。事前に伝えるときは「お風呂洗っとくね」「お風呂洗っちゃってもいい?」という尋ね方でも大丈夫でしょう。
怒られない家事の仕方③やり方をきく

怒られない家事の仕方3つ目はやり方を聞くということです。「食器洗うけど、何をどうしたらいいの?」と聞いてしまうのが一番いいでしょう。例えばパートナーの家に行って御飯をごちそうになったあとなど、いつもと違うキッチンに立つという時には特にきちんと相手に確認したほうが良いです。
また、慣れたキッチンであれば、念の為にこんな感じで大丈夫?と聞いてみるのが良いでしょう。毎回聞かれるのはうんざりしますが、初めてやるというときにはやり方を聞くのは基本です。
はじめこそ、怒られながらの家事になるかもしれませんが、慣れてくればパートナーもなにも言わなくなります。是非まずは聞くということを大切にしてください。
怒られない家事の仕方を知ってもっと絆を深めよう!

日本では家事は女性がやるものという風潮が未だにあり、男性はあくまでも「お手伝い」という気持ちで取り組むというケースが多いようです。しかし海外では男性も当たり前に家事をします。それは、自分も同じ家で生活する仲間だという意識があるからだそうです。
他人事という気持ちではなく、自分ごととしてすべてのことに取り組むという姿勢が大切なのです。家事を当たり前にこなせて、お互に対等な関係で感謝し合えるということが一番好ましい関係性だと言えるでしょう!
是非、パートナーと自分との関係性を見直して、家事に率先して取り組んでみてはいかがでしょうか。