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【大人のカジュアルコーデ】革靴の選び方のポイントとは

男性の革靴と言うとビジネスやフォーマルなファッションに合わせるものと思われがちですが、最近ではデザインなど豊富なバリエーションがあり、カジュアルファッションの足元に革靴でアクセントをつけるコーデが人気です。今回はいつものカジュアルコーデがワンランクアップする革靴の選び方とポイントを紹介します。

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足元を革靴で大人カジュアル

カジュアルファッションに合わせる靴といえばスニーカーが定番ですよね。ただ大人の男性の雰囲気を出したい方には、「革靴」がおすすめです!少しリラックスした、でも決して気を抜いていないその大人カジュアルなコーデからは、男の色気さえ感じ女性からの評価が高い好感のもたれるスタイルに仕上がります。

確かにスニーカーの方が履きやすくて楽ですが、ファッションで品の良い男らしさを演出するためにも、いつものファッションに革靴を取り入れることをおすすめします。

知っておくべき革靴の基礎知識

外羽根式スタイル

軍靴用に考案され英国ではダービー型とも言われる外羽根式の革靴は、靴紐を通すシューレスホールが外に開き、靴紐を取ると羽根のようにヒラヒラするのが特徴です。立体感のあるボディー全体のイメージはカジュアルな印象で、ボトムスを選ばず幅広いファッションに合わせやすいので、カジュアルコーデに向いたタイプになります。

内羽根式スタイル

スコットランドの王族用の貴族靴がルーツと言われる内羽根式は、冠婚葬祭などフォーマルなファッションの時に適した革靴です。シューレスホールがボディと繋がっているのが特徴で、靴紐を緩めるとV字にカットされたデザインになっています。シャープな先端になるとよりドレスシューズとしての印象が強くなるので、カジュアルなファッションには浮いてしまうので不向きとなります。

豊富なデザイン

一言で革靴と言っても様々なデザインがあり、その特徴を把握しておくとより一層ファッションを楽しむことができます。デザインの名前を代表的なものだけでも覚えておくと今後ショップで靴選びをする時に店員さんとの会話もスムーズに進めることができます。

靴の基本型とも言われる、つま先の部分に飾りのないプレーントゥはシンプルですのでフォーマルやカジュアルと使い回しがききます。カジュアルに向いたタイプでは他に馬の鞍のように切り替えのあるサドル、甲の部分にU字に切り替えのあるUチップ、スリッパの様に着脱が楽なローファー、飾り気のないヴァンプもセクシーなカジュアルスタイルによく合います。

カジュアルコーデに合わせたい革靴選び

カジュアルコーデにおしゃれに革靴を取り入れるには、デザインやカラーなどボトムスを選ばないものがおすすめです。とは言ってもカジュアルファッションにはスニーカーと、これまで固定観念にとらわれていた方にはカジュアルファッションに合う革靴を選ぶことはなかなか難しいものです。しかし幾つかのポイントを頭に入れておくと意外と簡単に選ぶとことができ、大人のおしゃれなカジュアルコーデにまとまるのです。

デニム×リュックでも革靴なら大人

Tシャツ×デニム×リュックのコーディネートでも、革靴を取り入れるとグッと引き締まった印象に。大人の男性でもやんちゃになりすぎずカジュアルコーデを楽しむことができます。

シンプルコーデには光沢のある革靴でキッチリ感

ニット×ブラックパンツのシンプルなコーデにスニーカーを合わせるより、革靴のほうがカッチリしてデート向き。光沢のある革靴を選ぶことで、よりキッチリ感がでます。靴の色とボトムスの色と合わせれば脚長効果も狙えるので、スタイルも良く見えます。

ローファーは1足あると便利!

カジュアルなファッションにローファーやモカシンのような控えめデザインの革靴を。ローファーは幅広いコーデに合わせやすく様々なコーデに着回しがきくので大変便利です。くるぶしが見える丈のパンツと合わせるとローファーの存在感を際立たせることができ、おしゃれ感もアップします。

タイプによるカジュアル度

内羽根式ストレートチップはフォーマルファッションによく合わせられる革靴ですが、カジュアルコーデにジャケットを取り入れた時などはストレートチップで合わせるときれい目スタイルにまとまります。次にサドル、Uチップ、ローファーと型によってカジュアル度が増すので、自身のファッションのカジュアル度に合わせたタイプの革靴を選ぶとコーデにきれいに収まります。

カジュアルコーデにおすすめの革靴ブランド

カジュアルファッションに取り入れられることが多くなった革靴、最近では様々なブランドから多彩なラインナップで発売されています。老舗と呼ばれる靴ブランドからデザイン性を重視したファッションブランドから発売されているものまで、妥協することなく選べるほど種類も豊富に揃っています。その中から特におすすめしたい革靴ブランドを紹介しますので是非参考にしてみて下さい。

alfredoBANNISTER

ハトメプレーントゥシューズ

¥16,200(税込)

アバハウスインターナショナルが展開するシューズブランド「alfredoBANNISTER」は、日本人の足に合うこだわりある木型作りと豊富なデザインで大変人気のあるブランドです。「服を纏うように靴を纏う」「履くよりも身に着ける感覚」をコンセプトに、デザイン性と機能性を兼ね備えた豊富なラインナップで、デザイン違いで揃えたくなるアイテムが並びます。

BERWICK

ボックスカーフ サイドジップブーツ 314

¥30,024(税込)

1707年スペインにて創業された靴工場で作られている、主にトラッドシューズが中心なブランドです。作り方に拘ったグッドイヤーウェルテッド製法で製造された重厚感あるレザーシューズは、履きこむほどに足に馴染み経年劣化をも楽しめる、長く愛用できる一足となります。長い歴史をもつ高品質と洗練されたデザインで世界中から愛されているブランドです。

FERRANTE

スエードローファー

¥52,920(税込)

1875年、ナポリで高い技術を持つ靴職人ルイジ・フェランテが創設したブランドです。甲革とソールを直接縫い付けるマッケイ製法で製造される日本でも高く評価されるその革靴は、スニーカーのように軽い履き心地と男のセクシーさを演出するフォルムで人気を集めています。

革靴でワンランク上のカジュアルコーデを

大人のカジュアルコーデに合う革靴選びのポイントを紹介しました。カジュアルファッションにはスニーカーという固定観念を拭い取ることはできたでしょうか。カジュアルスタイルに革靴を合わせるのは、違和感がある方もいらっしゃるかと思いますが、大人の男性の色気や男らしさをファッションでアピールするには最適のアイテムなのです。

自身が歳を重ねていくのと同じように、革も経年劣化を楽しむことができます。紹介したポイントを参考に、是非長く愛用できるお気に入りの一足でワンランク上のカジュアルファッションを楽しんでみてくださいね。

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