重さは愛情のバロメーター

女性は元々持って生まれた母性本能というものがあります。それにプラスして嫉妬心や独占欲が男性より大きく、彼氏ができると今まで心の奥底に眠っていたものが沸々と言動に表れてきます。
「彼氏に尽くしたい」「彼氏に自分だけを見て欲しい」「彼氏の行動を把握していたい」そういう想いが愛情だと勘違いしてしまうのが女性というものです。
重い言動に気付いているけどやめられない、それが1つの愛情表現だと思っている彼女は、相手の反応で自分たちの絆を量り安心感を得ています。相手が鬱陶しく感じていると分かってしまうと不安に感じ、益々重い言動を繰り返してしまう悪循環になりかねないので要注意です。
重め彼女の特徴と心理

これからご紹介する重く感じる女性の特徴を把握しておくことで、付き合い始めの彼女がいる男性は早い対処ができます。初めから自分の欲望や独りよがりな言動を押し付けてくる人はいないので、後々重い彼女にならないよう、最初に自分のタイプや望む付き合い方を伝えておくのも良いかも知れません。
また、付き合って長い彼女が最近重くなってきたと感じている男性は、その重い言動に隠れている彼女の心理を理解してあげて対処してみて下さい。長く付き合ってきた良い部分もたくさん知っているかけがえのない彼女です。別れを考える前に一度彼女と話し合い自分の想いを伝え、大人の女性へと成長させるのも男の器量です。
行動を根掘り葉掘り聞いてくる

長く付き合えば付き合うほど束縛心が大きくなり、逐一自分の行動を連絡しなければ怒り出す彼女、想像しただけでも鬱陶しくなります。そういう彼女は意外と自分の行動は彼氏に一切告げず、彼氏にだけマメな連絡など理不尽な要求をしてきます。
そんな彼女、心の中は不安で不安で仕方がないのです。彼氏の行動上で女性が同席する機会はないか、男友達と羽目を外してはいないかなどが気になり、彼氏の行動の一部始終を知っておかないと気がすまなくなります。
このような女性には日頃の会話で自分に関わる人達の話をたくさんしてあげて下さい。彼氏に関わる人達の名前やタイプが分かると、「今日は〇〇と出かけるよ」だけの連絡で深くは追求してこなくなります。
プライベートな時間は全部自分のものにしたがる

仕事で忙しい毎日にやっと訪れた休日の時間。その大切な時間を、全部デートの時間に割いて欲しいと言う彼女がいると疲れるのは当たり前です。日頃できないリラックスタイムを楽しんだり、ジムへ行ったり読書をしたりと、自分の好きなように過ごしたい休日もあります。
しかし彼女は、彼氏にとって自分は気を使わない存在と考えています。そのため、一人で過ごすなら私も隣でプライベートタイムを過ごすといった方法をとります。傍にいて癒してあげたいと思ってくれる女心は有り難いですが、自分のペースで過ごす時間が大切な息抜きになる時もあります。ただその様な気持ちをストレートに言ってしまうと彼女の不安を駆り立てケンカになりかねないので、そこは嘘も方便でプライベートタイムを作ることをおすすめします。
今度の休みは1日寝て過ごすとあらかじめ伝えておいたり、本当は休みの日を仕事と言ってみたりと、かわいい嘘で余計なケンカを避けてみてはいかがでしょうか。
嫁のように世話をしたがる

彼氏の部屋でのデート、回数が増えてくるとそのプライベート空間が自分も共用できるものと勘違いしてしまう女性も少なくありません。頼んでもいないのに洗濯や掃除をしたり自分好みのインテリアで飾ってみたりと、いつの間にか彼女のカラーに染まった部屋になっていて、段々と部屋に彼女が来ることが鬱陶しくなってきたという話も耳にします。
お客気分だったのも最初のうちだけで、慣れてくると次第に手を出してしまうのも母性本能という女心です。結婚となれば気の利く女性は有り難いですが、お付き合いの段階での限度を超えたおせっかいは重過ぎますよね。
しかしこの重い世話も彼氏が好きだからこそしてしまうことです。彼女の限度が超えないように、部屋でのデートをする時は程よくお客様扱いをしておいて下さい。彼女が来る時は自分で部屋を掃除しておくや、お茶出しは彼女にさせず自分がするなどをして最初から線を引いておくことが大事です。
末永く育む愛

女性というものは「恋」することが大好きです。恋は字の如く下心があります。彼氏に良く思われたい、彼氏に自分だけを見て欲しい、そういう下心が重い行動にさせるのです。逆に男性は「愛」することができます。愛は心を受けると書きます。相手の心を受け止めることができるのが「愛」なのです。
彼女が重いと感じてもまずはその心理を理解し、彼女の心を受け止めてあげて下さい。そして重い行動をしてしまう彼女だけを責めるのではなく、そういった自分の負担になる行動をさせないよう舵を取って下さい。せっかく縁があって巡り会った彼女です。ぜひ末永く「愛」を育んで下さい。